愛知県東海市の歯科医院 じんの歯科 こども歯科の医院最新情報です

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お知らせ
2016.12.06
じんの歯科こども歯科 親知らず抜歯の考え方

こんにちは。じんの歯科こども歯科、院長の神野です。
 
平素は当院をかかりつけ歯科医院としていただきまして、誠にありがとうございます。
また、この場を借りて年末年始の休診日をお知らせいたします。
12月は29日木曜日の午前まで診療、午後から休診とさせていただきます。
1月は6日金曜日朝9時30分より、通常どおり診療を開始いたしますのでご承知おきください。
 
 
ぶろぐ
さて先日、こんな記事を見つけました。
「Evidence is mounting that routine wisdom teeth removal is a waste of time
〜 No, you might not actually need your wisdom teeth out.」
(ワンパターン的に親知らずを抜歯することは、時間の無駄であるという根拠が高まる
〜 そう、あなたのその親知らず、本当は抜く必要ないかもしれない。)
http://www.sciencealert.com/no-you-probably-don-t-need-to-get-your-wisdom-teeth-removed-ever
そこで今回は、親知らずの抜歯について考えてみたいと思います。
 
「親知らず」「親不知」という歯をご存知ですか?
学術的には「第三大臼歯」と言います。
個人差はありますが、成人してから生えてくることが非常に多いので、親知らずという名が付いています。
一生埋まったままで生えてこない人も少なくありません。
歯医者さんによっては、「親知らず=抜歯」という考え方をされる先生もみえますが、本当に抜かなくてはならない歯なのでしょうか?
親知らずがあることでのデメリット、さらには抜くことに対するリスクを考えてみましょう。
 
親知らずがあることでのデメリット
・歯ブラシがしづらい
・腫れるおそれがある
・ムシ歯になるおそれがある
・歯並びが悪くなる(…かもしれない)→確立した根拠(Evidence)は無い
 
抜くことに対するリスク
・麻酔を含めた処置中の疼痛管理に対するリスク(一般的な歯科治療のリスクと同じ)
・持病に関係したリスク(術後易感染や顎骨壊死など)
・抜歯後に腫れたり痛んだりする可能性
・上の歯の場合、上顎洞(鼻の横の副鼻腔)に刺激・傷害を加える危険性
・下の歯の場合、下歯槽神経(下唇の感覚を司る神経)に刺激・傷害を加える危険性
・抜くことで、隣の歯を支える骨のレベルが下がる可能性
 
これらをご自身の場合に当てはめて、メリット・デメリットを天秤にかけてみると良いかもしれません。
当院で抜歯をお勧めする場合は主に以下のとおりです。
 
・強い症状がある場合(症状が落ち着いてからの再評価となります)
・親知らずが原因で腫れている場合、または短周期的に腫れを繰り返す場合
・親知らずが原因でムシ歯になっている場合、または隣の歯まで巻き込んでムシ歯を作っている場合
 
この記事の最後に書いてあるとおり、いずれにしても若いうちからの定期的な検診やクリーニングは不可欠ということですね。
状況は個々様々ですので、心配な方は受診の際にご相談ください。

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土曜午後は14:00〜17:00まで

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